2020年の家族保健研究会(parenting Family Health)の実践的な研究調査、活動を紹介します。

     子育て支援

新型コロナウイルス感染症の影響のため、子育て支援はZOOMにて実施中。

7月はZOOMを使ってベビーマッサージと子育て相談、8月は子どもの健康管理、子どもの好きなおうち遊び、9月は子育て家族の防災講座、10月は離乳食講座を実施予定です。また、これらの支援にはミニ音楽会もあわせて実施中です。東京のみならず、千葉県などからも参加してくださっています。

 

     難病児とその家族への支援

今年は新型コロナウイルス感染症の影響のため、交流会等の対面での支援活動ができな

くなりました。以下のような調査の結果を支援に生かしていきたいと思います。

     新型コロナウイルス感染症の影響のため、治療や介護等に制限が出ている可能性があります。現在、質問紙調査にて実情を把握しております。

     難病児の成人期医療期医療の実態調査

医療・保健・福祉の革新により、難しい病気があっても20歳を過ぎてもご家庭で生活ができるようになってきました。難病児の生活習慣病などについて十分に支援ができいるとは言えず、現在、小児医療から成人期医療への移行の現状を調査しています。

 

     子育て支援に関する調査研究について

地域で乳幼児を育てている養育者のメンタルヘルスを質問紙にて調査をしております。

 

     被災地での調査について

     福島県南相馬地区など、放射線災害後の地域で生活する子育て家族の実態調査を行っております。また、この地域における医療支援、看護支援を行っています。

 

     保育園等の施設における心疾患児の健康管理・心事故予防に関する調査について

 韓国の保育園など、世界各国の保育保健の状況などを文献等から調査をしています。

 

     母乳育児推進に向けた支援と研究について

質問紙調査にて、母乳育児に関する母親のイメージや希望について調査を行い、今後、支援に生かしていく予定です。

 

     不妊治療を巡る夫婦の葛藤に関する研究について

不妊治療を巡る夫婦のすれ違い、支えあいなどをインタビューにて調査を行っています。

 

     子育て支援者を対象にした子ども虐待予防の活動について

揺さぶられ症候群予防プログラムなどを企画しています。2020年度前半は感染症等の流行により企画を中止いたしました。今後、感染症の状況を見て実施する予定です。

 

     子育て支援者を対象にした心肺蘇生法の研修、エピペンの使用方法の研修の実施

  子育て支援者を対象にした心肺蘇生法の研修、エピペンの使用方法の研修の実施を計

 画しています。2020年度前半は感染症等の流行により企画を中止いたしました。

 今後、感染症の状況を見て実施する予定です。